【七市町高校生みらい会議が森もりホールで開催されました!】
猛暑の中、高校生15人と福知山公立大学の2、3年生 10名、七市町の職員、関係者合わせて50名が参加。
福知山公立大学の杉岡先生による進行でアイスブレイク。11時から、ニュースポーツ「ボッチャ」と里山ねっと発の「木~輪グ」で交流を深めました。作戦会議をして臨んで、本気になって楽しんでいました。
12時半からの昼休憩に、里山ねっとからかき氷を提供。「今年初のかき氷!」と喜ぶ学生さんや、3杯もおかわりする学生さんも。七市町の職員さん、里山スタッフもかき氷を楽しみました。
午後のセッションでは、北部地域連携都市圏形成推進協議会会長として山崎市長の講演がありました。7市町の合計人口は約26万人で、京都府では2位の宇治市(18万人)を超える人口規模になる点や、程よい田舎、里山、海が近い、工業団地が二つ、製造業が盛ん、顔の見える関係といった綾部の魅力、綾部市の総合計画として、定住促進を最優先としていることを語った。
講演の後半では、自由に職業選択できるのは当たり前ではない。この自由をどう活かすか?どの分野に進んでも大切なことは、次の三つの目と語った。
・鳥の目 グローバル、世界を見る
・魚の目 時代の流れを見る、デジタル、脱炭素、生き方の多様性
・虫の目 地域を見る、人口減少、人口→土地→村→誇りの空洞化
地方創生について、大都市は花で、地方都市は花を咲かせる根・茎・葉であり、地方がしぼむと大都市もしぼんでしまうので地方が大切。人口が減るのは自明だが、減少の仕方を緩やかにすること、減少しても回るシステム、残っているもので何とかする。小さなリーダーを育て、応援する、失敗を許すことが必要。
最後に、市長は、あいみょんの曲をギター弾き語り、会場を沸かせて講演を締めくくった。
市長の講演に対して、高校生から、「なぜ、綾部に上場企業があるのか?」、「7市町はどのようなことで連携しているのか?」、「移住してきた人に好評だった施策は何か?」などの質問が出ました。