生まれ故郷の綾部のことを僕は「人生探求都市」と呼んでいます。大好きな綾部ですが、1つ足りないものがある。それは自然エネルギーへの取り組みではないかと思います。これを怠るまちの未来は、危うい。そんな危機感も持っています。自然エネルギーへの真剣な取り組みが「選ばれるまち」の大きな指標となる時代がきています。この映画の上映が種となり、自然エネルギーへの関心と取り組みが綾部近辺で芽生え、深まることを願っています。
―――――塩見直紀(半農半X研究所代表・田舎生活研究所副代表)
2018年12月1日(土)実施
綾部市里山交流研修センター「森もりホール」にて。
ドキュメンタリー映画「おだやかな革命」(渡辺智史監督)では福島での太陽光発電、秋田での風力発電、岐阜・石徹白での小水力発電、そして岡山・西粟倉での木質バイオマス利用が描かれます。
出演されている井筒耕平さんは西粟倉の温泉「元湯」で薪ボイラーを活用、地域通貨も用いた間伐材購入を通じて森林再生や地域再生にもつなげておられます。
映画上映や展示とともに井筒さんのお話をうかがいます(参加費1000円・要申し込み)。
京都府綾部市は、もと九鬼(くき)氏2万石の城下町で、明治以降は生糸業により発展し、グンゼ発祥の地、大本教(現在、大本)の発祥の地、黒谷和紙の産地として知られています。また合気道の発祥の地として、創始者・植芝盛平翁が過ごしたこの地を合気道家・武道家がいまも訪ねます。昭和の大合併で大きな市域を有するようになりました。現在、人口約3万3千人。綾部市では、空き家登録制度を設けたり、積極的な定住促進施策をおこなっています。水源をもつ限界集落に対する「水源の里」条例でも有名になりました。古きよき日本がここにあると、古民家を求め、移住者も多い里山がひろがる地です。また、綾部市は昭和25年、「世界連邦都市宣言」をした第1号宣言都市です。
"What kind of place is ayabe?" by Ayabe International Exchange Association
京都府中部地域(亀岡市、南丹市、京丹波町、福知山市、綾部市、京都市右京区京北)の「森の京都」には、日本の原風景が残る美山かやぶきの里や芦生の森をはじめとした豊かな自然、鮎や丹波くりや北山杉などの森の恵み、京都市中心部から約1時間と都会からも近く、人と人とのつながりのある豊かな暮らしが残る地域です。(京都府のWEBより)
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