綾部市里山交流研修センターの新施設「森もりホール」は京都府内産の木材を活用して建設されています。
2017年1月26日(木)、建設中の森もりホールの見学会が開催されました。
公益財団法人 京都府林業労働支援センターの平成28年度「緑の雇用」集合研修と、京都府中丹広域振興局農林商工部森づくり推進室「中丹木づかい塾」とを兼ね、地元材の活用について学ぶものです。
見学に先立ち幸喜山荘にて
(1)綾部市観光交流課がセンター改装の経緯
(2)むぎ設計工房が地元材を活かした施設設計
(3)浅巻建設が木材の調達や施工
についてレクチャーをおこないました。
新施設に移動し、長尺の無垢材を活かした梁の設計などについて設計者から解説を受けながら、参加者(京都府や地元市町、大学生、地域住民など)は熱心に質問をし、「京都の木」を使った建築について理解を深めていました。
(注)この見学会は地元材活用の学習会として特別に企画されたもので、基本的には森もりホールの室内は竣工まで立入不可です。
京都府綾部市は、もと九鬼(くき)氏2万石の城下町で、明治以降は生糸業により発展し、グンゼ発祥の地、大本教(現在、大本)の発祥の地、黒谷和紙の産地として知られています。また合気道の発祥の地として、創始者・植芝盛平翁が過ごしたこの地を合気道家・武道家がいまも訪ねます。昭和の大合併で大きな市域を有するようになりました。現在、人口約3万3千人。綾部市では、空き家登録制度を設けたり、積極的な定住促進施策をおこなっています。水源をもつ限界集落に対する「水源の里」条例でも有名になりました。古きよき日本がここにあると、古民家を求め、移住者も多い里山がひろがる地です。また、綾部市は昭和25年、「世界連邦都市宣言」をした第1号宣言都市です。
"What kind of place is ayabe?" by Ayabe International Exchange Association
京都府中部地域(亀岡市、南丹市、京丹波町、福知山市、綾部市、京都市右京区京北)の「森の京都」には、日本の原風景が残る美山かやぶきの里や芦生の森をはじめとした豊かな自然、鮎や丹波くりや北山杉などの森の恵み、京都市中心部から約1時間と都会からも近く、人と人とのつながりのある豊かな暮らしが残る地域です。(京都府のWEBより)
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